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第二回「特別支援教室の一日」
今回は特別支援教室が日々どんな仕事をしているのか振り返っていきます。
学級担任とは全く別の仕事って感じでした。
もちろん地域によって差があることは注意!
~1時間目
出勤は8:15~です。ここは担任と同じですね。
出勤後は特支のチーム全体で1日の流れ、子供の様子を共有(落ち着いているか、荒れ気味か)を確認します。
普通の担任と違うのは、複数の学校を周ること。うちのチームは曜日毎に「○○小学校にいく」というのが決まっていて、毎日違う学校に行っていました。
細かい話ですが「拠点校」「巡回校」の2種類あって、勤めているのは「拠点校」それ以外に周る学校は「巡回校」です。
1~4時間目
さあ!いよいよ指導の時間が始まります。
子供たちがくるぞーー!!
授業には2種類あり、個別指導(1:1)・集団指導(1:4~8)それぞれ1時間ずつ。1人2時間見ます。
個別指導では、気持ちの勉強・体や手先の動きを高める勉強・LDのための指導など子供によって先生が授業内容を考えてやっていきます(オーダーメイドの指導なんて言い方をしたりもします)学習指導要領の中では「自立活動」と呼ばれます。国語・算数・社会…とかの教科の仲間という認識でOKです。ちなみに普通の教室をパーテーションで区切って机を向かい合わせにして指導します。
集団指導では、主にコミュニケーションの勉強をします。SSTなんかもありますね。普通の教室で行うので超少人数のクラスっていう雰囲気です。授業内容は毎週チームで相談して決めます。
何を教えるかはめちゃくちゃ自由なので1学期は「俺は何をすればいいんだ…」って感じで戸惑いました
周りに聞けよ
はじめは中々周りに聞くことができなかったのが反省点です。
ちなみに休み時間や空き時間(週に4~6コマくらい空きがあります)は授業の準備をしたり、クラスの様子を見に行ったりします。
給食
なんと…給食は…
職員室or教室で、先生だけで食べます。たまに子供も混ざります。
大人だけだとパパっと食べられてしまうので午前の振り返りや子供の情報を共有します。
貴重な休息の時間!!
5、6時間目
午後の指導です。低学年や中学年は6時間目がない場合があるので主に高学年の指導となります。なかなかツワモノが多いです笑。
放課後
放課後は結構やることがあります。
まず担任の先生と子供の情報を共有!普段の子供の様子はあまり見に行けないのでこれはかなり重要です。
そして連絡帳!その日の指導内容を書いて保護者に見てもらいます(5分休みとか空き時間に書くことも多いです)
場合によっては授業の振り返りや来週の授業の事を話し合います。
校務分掌の仕事もあるので、巡回校の場合は拠点校に戻って仕事をしに行ったりします。
ちなみに退勤時間は16:45です。
学校間の移動は多いので大変です。
ざっくりこんな感じですね…
次回は1年間の流れを振り返っていこうと思います。
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