ゲームの停滞期に見直すべき8つのポイント

ゲーム

プロゲーマーのウメハラさんは、ゲームが楽しいのは「成長」があるからだと言っていました。
※詳しくは彼の著書「1日1つだけ、強くなる。」や2017年に行われたウメハラさんの講演会をご参考ください。

しかし、誰にでもゲームをやっていると停滞期(伸び悩みの時期)が来るものです。中々上達が感じられず苦しい時間が続く停滞期ですが、今回はそんな停滞期を乗り越えるためのヒントをいくつか取り上げてみました。

今回の記事で紹介する取り組みを実践するときのポイントですが、「これをやると上達に繋がりそうだな」と自分で思えるものから実践してみてください

やらされている感があると効果が出るものもでません。自分の意思を尊重してモチベーションを保っていきましょう。

プレイに関するポイント

上手な人のプレイを見る

格ゲーwikiより

10年くらい前まではゲーム配信のハードルが高くゲームのプレイ動画が少なかったですが、最近ではYoutubeで多くのプレイ動画、しかも質の高いものがどんどん上がっています。この環境を利用しない手はありません!

色々な人のプレイを見るのもいいですが、自分が目指したいプレイに近いプレイヤーや憧れのプレイヤーの動画を見るのが一番おすすめです。戦術、立ち回りなど自分のプレイに取り入れられそうなものはなんでも吸収していきましょう。また、実力が上がるにつれてそのゲームの理解度が上がり吸収できる技術のポイントも変わってくるので、定期的に上手な人のプレイを見ましょう。

もしその動画が実況動画なら、その人が何を考えどう行動しているかまで自分のプレイに活かせると大きな成長に繋がります。

自分のプレイを振り返る

Replay video vector icon. Editable symbol illustration.

自分のプレイ動画を録画して見返してみましょう。

見る際のポイントですが、よく言われているのが「負け試合を振り返る」です。なぜかというと「負け試合には必ず敗因がある」からです。勝ちにまぐれ勝ちがありますが、負けにまぐれ負けはありません。

負けに繋がる行動を徹底的にやらないように意識するのが◎です。

自分のプレイを振り返るとプレイしている最中には気づかなかったことに気づけることも多いです。実際に振り返ってみると「めちゃくちゃ下手じゃん」と感じることがあると思いますが、上手くなるぞ!という思いを強くもってやってみてください。

だらだらやらない

伸び悩みの時期にありがちなのが、惰性でプレイすることです。この沼にハマると停滞期からの脱出が難しくなってしまいます。

これがなぜいけないかというと頭を使わなくなるからです。ゲームは思考⇒試行の繰り返しで上達していきます。だらだらとやってしまうのはクレーンゲームで同じところばかりにアームを落として永遠に景品が取れないのと一緒です。(例えが分かりづらくてすみません)

「だらだらやってしまってるな」と思ったらここで紹介された方法を試してみるか、思い切ってゲームをやらないオフの日を作ったり、時間で区切ってやめてみたりすると良いです。

プレイ環境を変えてみる

先ほどの「だらだらやらない」の解決策の1つとして試してみる価値があるものです。

具体的には

  • モニターを変えてみる
  • コントローラーを変えてみる
  • モニターとの距離を近くor遠くしてみる
  • 画面の明るさを変えてみる

などをやってみるといいです。

プレイの感覚が変わることで視野が広がったり、プレイしやすさに影響が出てくると思います。自分にあった環境を探してみましょう。

メンタル&マインドに関するポイント

”楽しい”を大事にする

できてそうで意外とできていないことです。モチベーション維持=「楽しさ」です。ゲームを始めたての頃は楽しくてどんどんやる⇒どんどん成長する、が実感できるのですが、だんだん成長を感じなくなると「楽しくないな」と感じてしまいます。

この「楽しさ」を自分の感覚で維持してる人もいますが、「楽しくやってね」だけだと何の解決策にもなっていないので、心理学を使った理屈で考えてみます。

詳しくはwikipediaより「オペラント条件付け」を見てみてください。
以下ざっくり解説です。

人は何か行動をした後に良いことが起こるとその行動をより多くとろうとします。(=楽しい、の状態)逆に行動した後悪いことが起こるとその行動をあまりとらないようにしてしまいます。(=つまらない、の状態)

ゲームのプレイにあてはめると、ある行動に対して勝ち(良いこと)に結び付けば次からその行動をとろうとする。負け(悪いこと)に結び付けば次からその行動をとらないようにします。

これだけ見ると「強くなり続けられるじゃん」となりますが、停滞期は以下の状態になります。

ゲームをプレイしても勝てない(勝ち方が分からない)⇒だらだらとゲームをやるという習慣によって、勝てないのにその状態を続けてしまう。

人間の習慣、ルーティンの力は恐ろしいもので、一度悪い習慣にハマると抜け出せなくなってしまいます。

ここで大事になってくるのが「プレイに関するポイント」で紹介した4つのポイントを実践することです。その中で1つでも新しく成長=楽しさを感じれば、先述の「行動をした後に良いことが起こるとその行動をより多くとろうとする」良い状態にもっていけます。

気持ちの切り替え方法を複数用意する

つまり「気分転換」です。

自分でいくつか決めていれば取り組みやすいと思います。

具体的には

  • 深呼吸
  • ガムを噛む
  • 他のゲームをやる
  • モチベーションを高められる作品(アニメや動画、漫画など)を見る

などです。

個人的には熱い対戦が繰り広げられる作品を見ることで、モチベーションを上げるのがオススメです(ヒカルの碁とか)

生活習慣を見直す

自分の脳を最高のパフォーマンスに維持するためには必須なのは「生活習慣」です。健康状態も良くなって一石二鳥!後述の運動・筋トレと合わせてやってみてください。

以下参考になる書籍を紹介します。

スタンフォード式 最高の睡眠
「空腹」こそ最強のクスリ
最高の体調 〜進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法〜

運動・筋トレ

アニメ「ダンベル何キロ持てる?公式HPより」

体を動かすことで脳を活性化させたり、ゲームをプレイする体力をつけることができます。
eスポーツの漫画「Good Game」でも運動の重要性が説明されています。

Good Game1巻より

以下参考書籍です。

超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由
医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

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