1日ひとつだけ、強くなる。
梅原大吾さんが書かれた「1日ひとつだけ、強くなる。」
の中でぷよぷよが上手くなる本質的な考えが出てきたので
この記事では本の内容を引用しつつ「ぷよぷよ」というゲームにあてはめながら考えていきます。
場面と視点とは?
この本の「9割のプレイヤーが、場面ごとの最適解をもとめる。僕は、対戦全体を見る」
のページに出てくる”場面”そして”視点”
見出しを見て分かるように、大事なのは”視点”
ここからは僕の解釈を交えた説明になりますが、視点とはそのゲームの本質(この本の中では”理”とも表現されています)に近い考えであると思います。
さらに別の見出しからの文を引用すると「視点というのは方向性や理念のようなもの(中略)ビジョンやストーリーとも言えるだろうか。」とも書いてあります。
抽象的ですがここがひじょ~~~~~~に重要!
逆にいうと”場面”を極限にまでフォーカスして考えると分かりやすいと思います。例えば
- 音ゲーのこのボタン(ノーツ)は右手中指で押すと良い
- スプラトゥーンはスペシャルを味方と合わせて打てば強い
- ポケモンユナイトは7分頃にカジリガメが出るからそれに合わせて下レーンに行く
- スマブラでスマッシュ攻撃は連発しないほうがいい
などです。
これらの知識はもちろんその通りです。
しかしこれらの知識を寄せ集めただけでは、ゲームが上手くならない。ある程度までのレベルにはいっても、すぐに頭打ちになってしまう。状況になってしまいます。
なぜでしょう?
おそらくその答えが”視点”が無いからということになるのでしょう。
何でその行動をするの?という理由、明確な芯、軸というものが必要ということです。
よりその軸が本質に近いほど”視点が高い”と言えるのだと思います。
ぷよぷよで例えると・・・
それでは!実際にぷよぷよで考えていきます!
場面にフォーカスしたシンプルな例を考えてみました。
2ダブは基本!潰しにも対応にも使えるから中盤では構えると強い!さらに本線への組み換えができるとベスト
まったくその通りだと思います。
もしある程度連鎖が組めた人がいて、この知識を新しくインプットしたとしましょう。その人はすぐに強くなれるでしょうか?
答えは視点をもっていなければNO、であると思います。
なんでそれが強いの?を本質的に理解する必要があります。
ここは私自身とってもまだまだな所があるので、本質にどのくらい近いか分かりませんが
「時間を奪うゲーム」
と仮に考えます。
そうすると
・相手にお邪魔が降ったら相手がツモる時間を奪えるな
・2ダブは短時間で攻撃できるし、相手に対応手が無ければ掘りに大きな時間がかかる
・もし相手に対応手があれば単発でその対応手を引き出そう
・単発が刺さって対応手に時間がかかりそうだったらすぐに2ダブで埋めよう
・単発を送っても対応手を引き出せなかったら組み替えて大連鎖に移行しよう
のような考えに行きつきます。
「時間を奪う」を軸にして納得いくまでプレイして考え抜き自分のものにする。そして無意識でその行動ができるようになる。ここまできて、視点が高くなった、といえると思います。
ちなみに「2ダブは基本….」の考え方は視点レベルの話ではわりとどうでもよかったりします(おそらく!)時間を奪うという意識をしていたら自然とそのような形になった、というレベルであれば場面で考えたのではなく、視点が高くなったといえるのではないでしょうか?
まとめ
「1日ひとつだけ、強くなる。」 はどのゲームでも必要な考え方が載っている…というか人生の攻略本だと感じました。なぜゲームをプレイするかまで言及されているからです。
この本はもちろん紹介した内容以外にもゲームの成長に関する考え方がつまっています。ゲーマーのバイブル&必読レベルの本なので、伸び悩んでいる時でなくとも、何度も読み返すことをおすすめします!
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