田中スペシャル

ぷよぷよ連鎖尾

田中スペシャルとは?

「返し」を利用した2列連鎖尾の一つ。
くま積み(縦3ver)からぷよを1or2個潜り込ませた形。【先置き型】

評価

〇安定性・・・・・・・★★★★☆

〇構築しやすさ・・・・★★★★☆

〇対応力・・・・・・・★★☆☆☆

〇汎用性・・・・・・・★★★★☆
【総合評価B】

・〇〇スペシャルの中では視認しやすい
・2択伸ばし、鍵積み、階段から派生しやすい
・やや耐久力がある
難易度の高い潜り込みの中でも活用しやすい連鎖尾のためB評価。

備考

2列連鎖尾○○スペシャル系の中の1つ。
ひげぷよまん氏が考えた連鎖尾(wikiより)

ひげぷよまんとはだれなのか…?以下ALF氏の記事参照
ALFの”ぷよぷよマスターへの道”6連鎖目
↓↓

1995~1996年。アーケード版ぷよぷよ通が稼働してまだ間もなき時代。この頃は、「発火催促」や「凝視(ぎょうし)」といった現在ではぷよぷよ中級者でも当たり前のように使っている戦術はおろか、定型・不定形という技術の概念もほとんど存在していなかった。そもそも、”連鎖を組む”という技術自体がまだまだ未発達だったのだ。

トッププレイヤーの間でも、安定して大連鎖を狙いやすい定型の「階段積み」や「カギ積み」が最強とされ、大流行していた。

なぜなら、公式の全国大会で”初代名人”の座を獲り、最強の称号を欲しいままにしていた「ナミキのヒゲぷよまん」氏を筆頭に、第一回 全日本ぷよマスターズ大会優勝者の「高橋(健)」氏。第二回 全日本ぷよマスターズ大会優勝者の「電気街アルル」氏。ばよえ~んツアー’96優勝者の「ぷよ松」氏、エキシビションマッチで無敗を誇った”グランドマスター”、「阿部シェゾ男」氏らがこぞって定型を使い大会を総ナメ。

まさに一世を風靡(ふうび)していたからだ。そんな”連鎖創世記”に、岐阜県で一人異彩を放っていた連鎖使いがいた。男の名は、岐阜のタナカッチ。

当時流行していた『ヴァンパイアセイバー』という格闘ゲームで「サスカッチ」というキャラを使い、地元のゲーセンで敗者の山を築いていたのがリングネームの由来だという。

高い実力を持ち、地理的に近かったことから、くまちょむやkamestryといった名古屋勢とも頻繁に交流があった模様。

彼らの証言によると、彼はこの時代にスーパーファミコン版『マリオカート』のタイムアタックにおいて、「レインボーロード」という最難関コースで1分26秒台前半(非公式記録)を録画アリで叩き出し、マリオカートをやり込んでいたぷよらーの間で、そのタイムが日本一ではないかと伝説になっていた逸話もある。みんなでネット上を探したがこれを超える記録はどこにも無く、当時は周りの上級者でも1分28秒台前半ぐらいが関の山だった。

余談になるが、現在は独自に記録を集計しているコアなファンが集うサイトが複数あり、世界記録は1’23″68まで伸びているらしい。タナカッチ氏と旧知の仲で、今でも活躍する全国有数の古豪の一人、北陸の「白い悪魔」氏によれば、GTRの名付け親は本人ではなく、連鎖を使いこなす内に他の常連からそう呼ばれるようになり、いつしか全国的に定着していったもののようだ。そう、GTRとは「岐阜タナカッチ連鎖」の略称なのである。(バーン!!)


以上!!!
超古豪プレイヤーの模様!!

こういう記事はぷよ史の貴重な資料ですね。

最後に形について少し話す。
wikiの説明では”一列飛ばして奥が先に消える”なので(筆者はこれを解読するのに数分を要した)定義としては1個潜り込むも2個潜り込むもかまわない。

潜り込ませる個数が多いとそれだけ複雑になるが連鎖数は稼げる。
逆に潜り込ませる数が少ないとそれだけ簡単になり、上部の連結を増やせるが暴発しやすく連鎖尾はやや伸ばしづらい(後乗せ型)

これはどの先置き型連鎖尾にも言えることである。

参考形

返し
この形に慣れてから田中スペシャルの潜り込みを覚えると良い
田中スペシャルその2

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