今回はmomokenさんが最強土台であるGTRについて解説してくださったので内容を記事としてまとめていきます。
先折りGTRが流行ったきっかけ
2018年に開催された第2回おいうリーグにて、まはーらさんが先折りGTR土台を用いてS級全勝優勝したためだと言っても過言ではない。
先折りGTRに加えて多重折り返し&連鎖尾部分まで真似されている。(U字構築)
先折りGTRのメリット
火力が高い
前提として、先折りGTRは左から組む。
なぜなら右に移動させる時間がかかるから。
左折りだと、下画像の様に飽和が上がる=火力が高くなる。
安定感がある
2.5連鎖分のコンパクトな形&4連結で完結しているので無駄がない。
左3列が平らになり効率よく連鎖を組み進められる。
→多重折りが組みやすくなる。
多重折りを組むと高く狭く折り返しを増強できる。
さらに多重折りを組んでいると自動でキーぷよ外しされている状態になる。
高く積むとツモる数が増え、ぷよを置くスピードが上がる&相手の早い攻めに対応しやすくなる。
連鎖尾側の拡張性が非常に高く、様々な派生形があるので安定感が増す。
ある程度逆発火しやすい
基本的には狙わないが乱戦になった時や形が崩れた時に狙える。
これができるかどうかで付く差はあまりないが、momokenさんは格付けリーグのような試合ではこういった小さな技術も必要だと思いメリットとして加味している。
参考動画が非常に多い
一番のメリットはこれ!
まはーらさんをはじめ様々なプレイヤーが使用している。
時間がある程度経ち、先折りGTRの形や手順がかなり磨かれている。
momokenさん、マッキーさん、ともくんさんなど先折りGTRメインで組んでいるプレイヤーの動画が豊富にある。
ブラッシュアップが済んでいる形を簡単に吸収・真似できる。
先折りGTRのデメリット
全消しを逃しやすい
これはあるある。
技術的に難しい要素が多い
初心者が先折りGTRを使い、
ゆーふぉ的な解釈だと、好みの形を2,3個練習して慣れたら他の形も・・・という風に拡張していけばある程度緩和されるデメリットだと感じる。
なぜAC時代は後折りが多かったのか?
合体が強かった
前提:ぷよスポと比較して2,3連鎖の中盤戦のやり取りで1手分くらいツモれない→即対応できる形が強かった。
第一折りが組めるタイミングで第二折りが完成できる。そのため合体が強い。
先折りの場合相当ツモがかみ合わないと難しい。
火力勝負になりにくい仕様だった
催促や潰しが効きやすいので、いつでも対応できる形が好まれる→中盤戦で連結を増やし、リソースを犠牲にして中盤戦を展開することが多かった。→先折りGTRを採用するメリットが薄い。
全消し戦の頻度が多かった
ぷよスポは初手2手が3色
ぷよ通ACは初手3手が3色なので全消しが取りやすい。
AC時代は3連鎖全消しで不利になることは無い。
4連鎖全消しはちょっと不利だが気になるほどではない。
ぷよスポでは3連鎖全消しで不利になってもしょうがない。
4連鎖全消しはほぼほぼ不利確定。
ぷよスポはそれほどツモれる環境になっている。
なので、AC通時代は全消しが取りやすく、全消しのメリットが大きかった。
今後の先折りGTR以外が流行る見込み
なくはないが、トップ層は新土台の研究をしなさそう。なぜなら労力にあったメリットが無いから。
トップ層の間では土台が強くなっても勝敗に結び付くことはあまりない。かつ、いい土台が開発できたとして、他のプレイヤーにそれをすぐに真似される。
一番強い人が使っている土台が流行る傾向にあるので、先折りGTR以外を使ったトッププレイヤーが現れたら新土台が流行る可能性がある。
新作で仕様が変わって違う土台が流行る可能性はある。
まとめ
・先折りGTRはぷよスポの仕様とマッチしていて現環境最強と言われている土台。
・他の土台を扱う最強プレイヤーが現れるまでは先折りGTRの人気は崩れなさそう。
以上!momokenさんの先折りGTR語り動画のまとめでした!
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